昨年8月の最後の投稿から、ずいぶん時間が空いてしまいました。結局、昨年いただいた母蝶は産卵するも無精卵だったり、せっかく頂いた幼虫たちも、未熟な飼育の仕方のためか、多くの幼虫たちは冬越しすることができませんでした。それでも、数頭だけは生き残っていますので、春には活動を開始してくれることを期待しています。
さて、 年が変わり2月27日に中山小学校の環境整備に行ってきました。昨年の夏以降伸び放題になっていた雑草を抜き、ある程度整地してから、エノキの周りに雑草防止シートを張りました。これは、雑草防止の目的もありますが、主な目的はやはりアリ対策です。4月になったらこの周囲に雨どいで掘を作って水をはる予定です。このやり方は、茂原の伊藤義永先生のお宅にお伺いした時にヒントを得たものです。伊藤義永先生は、オオムラサキ飼育研究家として著名な方で、オオムラサキのハンドペアリングから始まり、現在はご自宅の敷地内に自然交尾できる飼育小屋を持っていらっしゃいます。
それに比べれば規模的には貧弱なものですが、少しでもオオムラサキの成長に役立てればと願っています。
また、我が家で不要になっていた濡れ縁を持ち込み、鉢植えの方の台にしました。廃棄する予定だったものが、こんな所で役に立つとは思いませんでした。