2024/04/18
 新規希望校を含む、幼稚園2園、小学校8校、市川市自然博物館への幼虫配布後、中山小に寄ってエノキに幼虫をつけた後、ネットがけ作業を行いました。ネットは昨年同様、農作物の収穫用のもので、大きさや通気性の面から、今のところこれが一番適しているのかなと思っています。今年は、さらに、ネットの取り付け部分とエノキの幹の下の部分に、ガムテープをぐるぐる巻きにしてきました。特に、エノキの方は粘着面を表にしました。これで、多少でもアリなどの害が避けられると良いと思っています。
2024/04/15
 昨年まで、越冬幼虫は市内幼稚園2園、市内小学校3校に配布し、育てて頂いてきましたが、今年から新たに3校を追加することにしました。中山小学校の校長先生にご協力いただき、校長会で資料を配布させて頂いた所、すぐに5校から要望があり、結局5校全部に配布する事にしました。内容は、越冬幼虫5頭とエノキ2本です。新しい環境で、大きく成長していくことを願っています。
2024/04/15
 中山小の環境整備を行いました。実は、3月の下旬に一度訪問したのですが、周囲の網が紫外線のせいかボロボロになってしまっていたので、作業を中断せざるを得なかったのです。今回は、あらためて防鳥ネットを張る作業と、アリ対策として雑草防止シートを敷く作業を行いました。下草は、中山小の職員の方がきれいにして下さっていたので、作業は効率的に行う事ができました。ただ、現在使用している防鳥ネットは、約2年で使えなくなってしまうという事がわかりましたので、近々新しい防鳥ネットに張り替える必要がありそうです。
2024/03/31
 昨年11月中旬に千葉県内で採取したオオムラサキの幼虫が、自宅の庭でなんとか越冬することができました。昨年は、水をやりすぎたため数頭しか生残ることができませんでしたが、今年はその反省を生かして、水はけに気を付けたところ、ほとんど全部の個体が生き残る事ができました。
2023/06/29
 6月22日(木)~25日(日)の4日間、今年も市川駅南口図書館のご協力をいただき、観察会を開催いたしました。今年で3回目になりますが、「去年も今頃やっていましたね。」等とお声がけしていただいたり、「お隣の友人から聞いてきました。」など、少しずつ来て下さる方の広がりと深まりを感じる事が出来ました。保育園児、地域在住のご高齢の方、中学生、外国人など、実に様々な方にご覧いただき、興味を持っていただけた事と思います。4日間で781名の方々に見て頂くことができました。
2023/06/19
6月8日(木)市川市立中山小学校、12日(月)若宮小学校、16日(金)大柏小学校にて、オオムラサキの学習会を行ってきました。今年は、昨年度より幼虫の数はある程度確保できていましたが、最後の大柏小学校では予定していた幼虫がサナギになってしまい、当日の朝、中山小の飼育舎に寄って幼虫を確保するというアクシデントもありました。今年も、子どもたちは、本物の幼虫に出会った事で、興奮気味に観察してくれました。
2023/05/21
5月19日(金)市川の山崎製パン厚生年金基金会館2Fのマルシェにて、6名の参加を得て総会が開催されました。内容は別添、資料の通りです。昨年1名、今年も1名の新たな方にご出席いただき、少しずつですが会員の広がりを期待しているところです。話し合いの中では、最近のオオムラサキの成育状況へのご質問や、会員募集パンフの配布方法などについて、貴重なご意見を頂きました。
2023/04/20
 4月17日(月)、中山小学校の環境整備の2回目を行ってきました。2月に張った除草用シートの周囲に、雨どいを井桁に組んで土に埋めました。1辺90CMの正方形で、深さは約10CM程度です。ここに水を張り、アリ対策にしたいのですが、なにせ素人仕事のせいか、すでに水漏れがあったり、地面に対して平行になっていなかったりで、再度調整が必要そうです。  また、エノキの枝5か所ほどにオオムラサキの幼虫をつけ、その周囲を網で覆いました。これは、外敵防止とオオムラサキが行方不明になるのを防ぐためです。このネットは農作物などの収穫用ネットで、サイズは50CM×100Cmで、枝などの長い部分を覆うのに適しています。このアイディアは、埼玉県嵐山町オオムラサキの森活動センターでヒントをもらいました。中の様子が観察出来て、通気性も良いです。
2023/04/10
 この冬の間、多くの幼虫たちが命を落としてしましましたが、それでも4頭だけ冬越しに成功した者たちもいます。本当に、長い冬の間何も食べずにじっとし過ごしていた幼虫たちが、こうして命を繋いでいく事は大変な驚きでもあります。大切に育てていきたいと思います。
2023/03/01
 昨年8月の最後の投稿から、ずいぶん時間が空いてしまいました。結局、昨年いただいた母蝶は産卵するも無精卵だったり、せっかく頂いた幼虫たちも、未熟な飼育の仕方のためか、多くの幼虫たちは冬越しすることができませんでした。それでも、数頭だけは生き残っていますので、春には活動を開始してくれることを期待しています。

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